テーラーメイド(TaylorMade) スパイダーというパターをご存知ですか?
テーラーメイド(TaylorMade) スパイダーは多くのツアープロが使用する今一番人気と言っても過言ではないパターです。 赤蜘蛛の愛称で知られるテーラーメイドパター スパイダー ツアー レッド、ブラックの勢いは止まりません。セルヒオ・ガルシアのマスターズでの優勝の後、スペインの新鋭ジョン・ラームや、多くのツアープロがこのテーラーメイド(TaylorMade) スパイダー パターを使い、今やモデル別の使用率はNo.1となっております。

ダスティン・ジョンソンのように、同じ形状でフェースインサートがより硬いテーラーメイド(TaylorMade) スパイダー ツアー ブラックを使用するプロも多く、まさにツアーを席巻していると行っても大げさではありません。

 フィーリングが重要というパターの特性上これまでにPGAツアー選手の中でパターの流行りがあったことはそう思いつきません。プレーヤーがそれぞれの思い入れのあるパターを使ってきた事が多く、これほど使用するプレーヤーが多い例は今までなかったのではないでしょうか。

またPGAツアーの選手たちは、操作性の高いピン型やブレード型のパターを愛用するケースが多く、長尺、中尺をのぞけばテーラーメイド(TaylorMade) スパイダーのような大型マレットの使用者は少数派でした。しかし最近のテーラーメイド(TaylorMade) スパイダーの流行が牽引しているように、大型マレットを選ぶ選手が増えてきています。ジョーダン・スピースや松山英樹パッティングの名手である選手も、テーラーメイド(TaylorMade) スパイダーではないものの、大型マレットを実戦に投入しプレイしています。

 リゾートトラストレディスでみられたように、日本ツアーでもテーラーメイド(TaylorMade) スパイダーの使用者は増えてきており若手の永井花奈と野澤真央が使用してともに上位を伺う活躍を見せています。

 これだけプロに支持されるテーラーメイド(TaylorMade) スパイダーがアマチュアのあいだでも人気が出ないはずはありません。マスターズ開催とほぼ同時に数量限定で発売されたとほぼ同時に完売してしまい、その希少価値からプレミアムがついてもおかしくない状況ですが、そもそも中古市場やオークションでもほとんど在庫がありません。

ダスティン・ジョンソンやジェイソン・デイ、ガルシアと強さとカリスマ性を兼ね備えたトップ選手が使用していることも十分に考えられますが、このテーラーメイド(TaylorMade) スパイダーがツアープロに好まれる要因の一つにショートスラントネックという大きな特徴がある。

 テーラーメイド(TaylorMade) スパイダーのような大型マレットの特徴といえばフェースバランスになるものが一般的と行っていいでしょう。フェースバランスとはパターを机などの水平な台に置くと、フェースが上を向くパターのことです。フェースバランスのパターは真っ直ぐにテークバックして、そのまま真っ直ぐストロークしやすいと言われている。
ショートスラントネックのテーラーメイド(TaylorMade) スパイダーは、大型マレットながらフェースバランスのパターではありません。

しかしテーラーメイド(TaylorMade) スパイダーはヘッドに短いネックがつくことで、パターはフェースバランスにならず、まっすぐなストロークではなく少しフェースが開閉するような動きをしやすくなる。

 ショットとほぼ同じ感覚で打てるL字型のパターを好むプレーヤーがテーラーメイド(TaylorMade) スパイダーの魅力を語ることがあります。
 L字型では敏感すぎるがフェースを真っ直ぐ引いて真っ直ぐ出すのではなく、あくまでも少し開閉しながら弧を描くストロークで打ちたい。それでいて直進性が高くショートパットに強いということになります。

 テーラーメイド(TaylorMade) スパイダーは大型マレットの良さ、プレーヤーの感性の両翼を同居させることのできるパターということです。

テーラーメイド(TaylorMade) スパイダーの魅力をお伝えしてきました。見つけたら是非試してその機能を感じてみてください。